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ドコモ奨学金

社会的養護出身者とアジア諸国からの留学生に対する経済的支援事業

Activity Report

活動報告

202103/08

2019年度(アジア諸国からの留学生):卒業後の進路と今後の抱負

知識だけでなく精神的にも大きく成長

名前:ハフェザ・ヌジャイラさん
大学:北海道大学
国籍:バングラデシュ

2016年にバングラデシュから来日したハフェザ・ヌジャイラと申します。北海道大学大学院環境科学院修士課程「国際環境保全コース」を修了しようとしています(2021年3月)。

この数ヶ月間の活動の中で、私の自信力が強くなってきました。自分にできることをして、日本国内や世界の多くの地域のさらなる発展に貢献したいと思っています。この度は、JEES・ドコモ留学生奨学金に採択され、ありがとうございました。奨学金のおかげで、生活費を抑えて勉強に専念することができました。最近のコロナウイルス感染症の流行は、世界経済に大きな影響を与えています。今までにない流れで世界は大きく変わっていきます。そんな時、私は日々企業に入社して何ができるかを考えながら、学生としての価値を高めていきたいと思います。なので、これからは日本語の勉強と就職活動に力を入れていきたいと思います。将来何かあったときに対応できるように、専門的なスキルを身につけて、価値の高い人になれるように頑張りたいと思います。これからは、残り1年の学生生活を後悔しないように、また良い思い出をたくさん作れるように、一歩一歩自分の目的に近づけるように頑張りたいと思います。日本に留学して、この7年間で様々な先生方や日本人の方々との出会いにより、知識だけでなく精神的にも大きく成長したと感じています。

最後に、このような充実した留学生活を送ることができたのは、JEES・DoCoMo留学生奨学金の支援のおかげだといつも感謝しています。

将来はアカデミックな職業を選択したい

名前:デ ゾイサ カルナティラカ ヴィハンガさん
大学:東北大学
国籍:スリランカ

私は2019年東北大学大学院に進学し、研究室の人と一緒に仲良く研究してきました。この一年間で良い研究をしながら日本で楽しい時間を過ごしていました。勉強だけではなく、東北地方で観光も楽しむことができました。

今まで行った研究の成果をいろいろな学会で発表ができ、自分の専門のトップの方々から意見やコメントを頂きました。Applied Physics Letters誌などの良い雑誌に論文を掲載でき、査読者から良い評価を得られることができました。最初は装置の使い方などが慣れてなくて研究室の先輩と教員の指導を受けながら研究室の環境に慣れてきましたが最近は研究活動に慣れてきて後輩にも装置の使い方などを教えながら研究しています。今は裸眼に見えないナノスケールの電子デバイス創ることができ、楽しく実験をしています。

現在行っている研究は非常に興味深く、引き続きこの研究を続けていきたいと思います。大学の環境で学術的な研究をしていきたいと考えています。卒業後は博士課程に進学することに決めました。将来もアカデミックの職業を選択したいと思います。

日本の脱炭素の取り組みに携わりたい

名前:張 津銘さん
大学:筑波大学
国籍:台湾

大学院修士課程に在籍しているこの2年間、JEES・ドコモ留学生奨学金のおかげで、勉学にあたり経済的に心配なく学業に専念することができました。NPO法人モバイル・コミュニケーション・ファンド様、そして公益財団法人日本国際教育支援協会様に深く感謝申し上げます。

私は、日本と世界との間の「落差」を埋めていきたいと考えており、今年修了後には世界中最新の情報通信技術を日本に紹介し、日本での活用を広める仕事に携わることになります。昨今、欧州連合は「欧州グリーンディール」政策を打ち出し、環境規制強化に乗り出しました。他方、米国は環境問題を重視するバイデン政権に交代し、全面的なエネルギー転換に向けて準備が進めています。ESG投資はさらに広まることでしょう。これらの要因により、脱炭素の流れが加速し、世界中の企業は否応なく対応に迫られると考えられます。温室効果ガス排出の大幅削減が実現する過程に向けて、情報通信技術の進歩、またその利活用も期待されています。例えば、情報通信機器の省エネ化、或いは情報通信技術によるエネルギー利用の効率化などが考えられています。私は、温室効果ガス削減に役に立つような情報通信技術に携わる一員として日本の脱炭素の取り組みに加わっていきたいと考えております。

新型コロナウィルスの世界的大流行が始まってから一年ほど経った昨今はワクチンが急ピッチで開発が進められた末ついに実用されました。それでもこれで元通りの生活に戻れるかは見通せないままです。この中での厳しい船出になるでしょうが、「ピンチはチャンス」というのを「まさにその通り」にしていきたいと思います。楽しみです。

情報通信を通じて、日本と母国の友好に貢献したい

名前:都 蘭さん
大学:千葉大学
国籍:中国

このレポートを書く際に一番驚いたのは、2年もの月日が流れていたことです。時間の流れは非常に早いです、大学院入学の時のことを今でもはっきり思い浮かべられるのに、もう卒業する時期になりました。この二年間は感謝と感動に満ちていました。二年間生活と学費の支援をしてくださった、ドコモ留学生奨学金財団に心から感謝を申し上げます。また最初から応援してくださった両親、今までわたしを支えてくださった教授や先輩たち、そして色々頑張った自分にも感謝します。

卒業後は、日本のある情報系の会社に務めることになりました。いよいよ、社会人になると思ったら、ドキドキワクワクします。身分が学生から社会人に変わると、責任が重くなり、心配事も多くなると思います。そのかわり、社会での位置づけと自分に与えられた役割をしっかりと把握して、社会のためにできることに精一杯取り組んでいきたいと思っております。そして、情報通信を通じて、日本と母国の友好に貢献したいと思っております。今まで周りの人達のお世話になってきました。これから、自分も早く成長して、周りの人達から頼りにされる立派な大人になりたいです。

さらに理想の研究者をめざしていきたい

名前:HUANG WEN-CHINさん
大学:名古屋大学
国籍:台湾

名古屋大学大学院情報学研究科の博士前期課程二年生のHUANG WEN-CHINです。まず、この2年間はドコモ留学生奨学金の援助を受けて、研究に専念できました。誠にありがとうございました。

私は、研究者として社会の発展に全力を尽くしていきたいと考えています。そのため、修士号を取得した後、名古屋大学で今の先生のもとで博士後期課程を目指しています。この一年間、音声変換と音声合成という研究テーマを中心にして、積極的に取り組んでいました。結果として、博士前期課程一年生から今までの研究結果をまとめて、音声情報処理に関する学術論文誌に論文が1本受理されました。学術論文誌の査読プロセスは非常に煩雑で、査読者からの意見も厳しいので、精神的な負担は大きいです。しかしこういう制度こそ、この領域の専門家の共同体から研究上の価値を認められたという評価が獲得できます。受理されることによって、研究者としての資格も認められ、自分にとっても大きな励みになります。

また、ありがたいことに、日本学術振興会特別研究員に採用されました。学振特別研究員というのは、若手研究者に研究に専念する機会を与えるための制度です。研究奨励金と研究費も支給されますし、アカデミックな実績にもなります。しかし、通常の採択率は20パーセントしかないので、すごく難しい選考でした。申請書を作成した時、自分の研究をまとめることを通して、どうやって自分の研究の魅力を他者に上手くアピールできるかを深く考えました。また、自分の立ち位置や、自分の長所と短所を改めて認識できて、いい勉強になりました。

全体的に見ると、この一年間は研究活動に精一杯頑張ってきました。これからの博士研究も、今までの経験と知識を踏まえて、さらに進めていきたいと思います。

新しい技術を取り込み、挑戦し続けたい

名前:Ho Quan Xiuさん
大学:豊橋技術科学大学
国籍:マレーシア

豊橋技術科学大学博士前期課程の2年間、JEES・ドコモのおかげでコロナ禍の中でも安心することができ、生活費に心配なく学業や研究活動に専念することができました。誠にありがとうございました。

大学院修了後、帰国せずに日本に就職することを決めました。日本にある総合楽器メーカーの技術者として就職する予定です。仕事の内容はまだはっきりわかりませんが、電子ピアノなどの電子楽器の制御ソフトウェア開発や設計に携わることを志望しています。大学で勉強した専攻を活かし、元々興味を持っていた楽器にも関わる仕事に就くことができ、本当に嬉しく感じます。

現在、楽器の電子化が進んでおり、自分もそれを開発する身となり、新しい技術を取り込み、挑戦し続けたいです。また、これから入社する予定の会社はグローバルな業務が行われ、世界中に支店や工場が設置されいます。そのため、私は今後日本での仕事を取り組みながら、コロナウイルスが終息したら海外出張などのチャンスを利用して、マレーシアを含めて、日本と他の国をつなぐ架け橋になりたいです。

世界的に活躍できるエンジニアになりたい

名前:Altankhuyag Khishig-Ochirさん
大学:豊橋技術科学大学
国籍:モンゴル

私は、修士課程を卒業後に日本の電気メーカーである○○株式会社に就職することになりました。今年はコロナウィルスの影響で就職活動は心配でしたが、内定もらって安心しました。いくつかの企業から内定もらいましたが、現在行っている研究内容を活かすことができる、そして自分の将来的な成長を支えてくれるところと考えて本企業を選択しました。日本に来てから8年間経っていますが、今まで勉強して来たことや経験を活かして、実際に社会に出ることが心配はもちろんですが、楽しみにしております。特に、小さいごろから製品に愛着していた企業に入社することができて本当に嬉しいです。

現在、修士論文の作成と本審査発表に向けて忙しい日々が続いていますが、学生生活として最後の時期になるため後悔することないように全力で頑張って修士課程を終えたいと思っています。今後の予定として、様々な経験に携わることで世界的に活躍できるエンジニアになることを目標に頑張ります。

最後に、ドコモ留学生奨学生として採用してくれて本当にありがとうございます。経済的な支援、そして心的にも安心で勉強に集中することができた2年間になりました。誠に感謝しております。

世界で活躍する人工知能研究開発者が目標

名前:時 嘉祺さん
大学:大阪大学
国籍:中国

この2年間、JEES・ドコモ留学生奨学金の奨学生になり、非常に有意義な時間を過ごしました。JEES・ドコモ留学生奨学金のご支援をいただいたおかげで、経済的な心配なく学業に充実して取り組むことができ、心より感謝申し上げます。

博士前期課程において、より高度なヒューマンロボットインタラクションを実現させるために、スケルトンベースの感情認識に関する研究を取り組んでいます。人間は複数のモダリティーを統合し、感情状態を認識します。ジェスチャーは感情認識に対して重要なモダリティーですが、既存する研究はこのモダリティーを考慮することが少ないです。私の研究は、ジェスチャー情報を感情認識に入れることで、マルチモーダル感情認識の精度を向上させることを目的としてモデルを構築します。まずは、既存のデータベースからスケルトンデータを抽出し、モーダルを増やし、データベースを拡張します。提案された自己注意機構(self-attention)を用いた時空間グラフ畳み込みネットワークは、抽出されたデータから空間パターンと時間パターンの両方を学習し、データに基づいてグラフ構造とエッジの重みを自動的に調整することができ、従来手法より優れた結果が得られました。検証実験において、提案されたスケルトンのモダリティーは、マルチモーダル感情認識の精度を向上させることができると示しました。この研究内容を論文にまとめ、国際会議で発表し、国際会議録や学術論文誌に掲載され、国際会議の「Best Paper Award」も受賞しました。博士前期課程を修了した後、博士後期課程への進学が決まりました。博士後期課程においては、これまでの研究を深め、感情を認識するだけではなく、感情の伝達や表出などを解析し、より自然なインタラクションを実現させるような研究を進めていきます。

博士課程修了後は、大学や研究所に入り、ロボットやコンピューターによる感情の表出や理解に着目し、引き続き研究と開発に専念し、日本と中国のみならず世界で活躍する人工知能研究開発者を目指し、ロボット社会の実現させることで人々の生活を快適にさせるよう、全力を尽くして社会に貢献したいと思います。

IoT社会のインフラの構築を実現したい

名前:ソン ミンスさん
大学:九州大学
国籍:韓国

卒業後の進路は、韓国に帰国し、就職活動をすることを考えています。現在、希望している職務はロボットやIoTサービスの分野の研究や開発に関する職務です。 その中私は、自身の研究での経験を活かして作業環境が人のパターンを理解し、自動的に職場や作業ルーチンの支援を行うことで、人が安全な作業環境に安全かつ効率良く働けるIoT社会のインフラの構築を実現したいです。そして、ものつくりシステムや安全システムなどを容易に制御可能な開発フラットフォームを構築したいと考えています。そのため、現在私は複数のロボットやセンサを用いた生活支援IoTプラットフォームの開発を研究しており、研究で学んだスキルや経験が活かせると思います。また、研究の際の、自分が開発したシステムが思い通りに動いたときの喜びや達成感は格別で、これからも新規サービス開発にも取り組んでみたいと思っています。そのため、研究開発エンジニアとして、世の中に必要されるICTサービスの提供に積極的に挑戦したいと思います。

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