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ドコモ奨学金

社会的養護出身者とアジア諸国からの留学生に対する経済的支援事業

Activity Report

2021年度「ドコモ奨学金」オンライン奨学生証授与式

活動報告

202004/21

2021年度「ドコモ奨学金」オンライン奨学生証授与式・交流会を開催しました。

NPO法人モバイル・コミュニケーション・ファンド(以下「MCF」、理事長:加藤 薫)では、児童養護施設や里親などで暮らす社会的養護出身の子どもたちの大学等への進学支援を目的とする返済不要の「ドコモ奨学金」を2018年4月から開始し、1期生10名、2期生12名、3期生13名の子どもたちを応援しています。
4年目を迎えた2021年度は、全国149名の子どもたちから応募をいただき、書類・面談審査、選考委員会による厳正な審査を経て、4期生となる12名の子どもたちの採用を決定し、3月26日に奨学生証授与式と交流会をオンラインにより開催しました。

第1部の奨学生証授与式では、4期生12名、選考委員の村木厚子委員長・高橋亜美委員・浪方竹葉委員、MCF全理事及び事務局メンバー、さらに、3月に卒業し4月から社会人となる8名の奨学生に参加いただき授与式を開催しました。
また、第2部では、1期生から4期生の奨学生と事務局メンバー及び奨学生の精神面の支援を行う「アフターケア相談所ゆずりは」担当スタッフが参加し、交流会を開催しました。

第1部:奨学生証授与式

理事長あいさつ(小菅事務局長代読)

4期生として採用された12名と4月から社会人となる奨学生に次のとおり、お祝いと激励のあいさつがありました。

4期生として採用された皆さん、本日はおめでとうございます。4月から新たな環境での生活が始まることを楽しみにしていると思います。その反面、一人での生活を不安に感じていると思います。何か困ったことがあったら、「アフターケア相談所ゆずりは」の担当者に遠慮なく相談していただきたいと思います。 次に、卒業される8名の奨学生の皆さん、卒業おめでとうございます。4月から社会人として新たなスタートを迎えることになります。これからも多くの人たちに支えられているということを忘れず、夢の実現に向けて、日々努力を重ね、皆さんと同じ境遇の子どもたちに希望を与えられる存在になってください。

奨学生によるスピーチ

4期生となる12名の奨学生一人ひとりから自己紹介と将来の夢についてのスピーチがあり、奨学生全員が緊張した面持ちの中で、進学した学校で将来の夢の実現のためにチャレンジしたいこと、その夢をめざすことになったきっかけなどを語っていただきました。
奨学生のスピーチに選考委員の皆さま、また、MCF理事の方々が時折頷きながら、優しい眼差しで聞き入っている様子がとても印象的でした。

卒業生によるスピーチ

2021年3月に卒業した奨学生がオンラインで参加し、学生生活の思い出や後輩への励ましのメッセージ、そして社会人となる抱負を語っていただきました。

村木厚子選考委員長からの祝辞

ドコモ奨学生(第4期)として採用された皆さん、おめでとうございます。そして卒業生の皆さん、今日は参加してくださってありがとうございます。
改めて、奨学金とは何だろうと考えました。奨学金は、ボルタリングのホールド(掴まる為の突起物)に似ていると思いました。壁に登るときには、ホールドの場所やゴールの位置を見極め、どのコースでどうやって登るのかをまずイメージしてから登り始めるそうです。でも実際に登ってみると、下から見えなかったことが見えてきます。そこからは状況判断しながら、時にはコースを変え、ゴールをめざして壁を登るそうです。

皆さんも、この奨学金に応募してくださる時に、この奨学金を受けて、この学校に行って、こういう職業に就いて、将来何をしたいという夢を描いて(イメージして)応募してくださいました。私たち審査員はその夢を読ませていただき、どの夢も本当に素晴らしく感動・共感して皆さんを奨学生として選ばせていただきました。さらに、皆さんが(授与式の)スピーチの中で「誰かのために」と言っていただいたことに改めて感動しました。「誰かのために」というのは、夢を実現するための強い原動力になります。
今日は先輩の皆さんも参加していますが、同じ道を歩いていく仲間、ちょっと先を登っていく仲間は本当に大切です。皆さんが自身の夢を叶えると同時に後から登ってくる人たちのロールモデルになっていただけたら本当に嬉しいと思います。
私も、高校生・大学生の時は、奨学金とアルバイトで学校に通いました。自分の夢の第一歩が「奨学金だったなあ」と思い出しています。皆さんの人生全体を考えると奨学金とか学校に行くことは小さな一歩かもしれませんが、その一歩を私たちはできる限り応援します。皆さんが夢を実現していただくことを心から祈っています。本日はおめでとうございます。

第2部:奨学生オンライン交流会

午後(第2部)は、1期生から4期生のドコモ奨学生32名が参加し交流会を行いました。

交流会では、1期生から4期生全員に自己紹介と近況報告をしていただきました。今回、新奨学生となった4期生が先輩たちの話に真剣に聞き入っていました。
その後、奨学生の精神的な支援の役割を担う「アフターケア相談所ゆずりは」のソーシャルワーカーの皆さんを紹介し、担当者毎のグループに別れ、交流を行いました。

事務局から

コロナ禍で先が見えない中での初のオンライン開催でしたが、奨学生がそれぞれの思いや経験を共有できたこと、また他の人の考えを聞けたことで新生活への不安などがある程度解消できたのではないかと思います。今回授与式、交流会を通して、32名の奨学生と選考委員、MCF理事、アフターケア相談所ゆずりはスタッフ等、総勢68名の方に参加いただき、オンラインで繋がることができました。ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。

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