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ドコモ奨学金

社会的養護出身者に対する経済的支援事業

Activity Report

修学報告

202304/25

2022年度ドコモ奨学金: 5期生 2022年度後期修学報告

N.Sさん
将来の夢:看護師

後期は専門科目が増え、内容もより難しくなりました。実技試験もありましたが、思うように実践することができず、看護師さんの技術力と一つ一つの検査の難しさを実感しました。また、課題の量が急激に増え、提出期限に間に合わない・空白が多い状態で提出したことがありました。期限ぎりぎりに取り組む癖があるので、しっかり余裕をもって取り組みます。ほぼ座学だったため、睡魔に襲われることが多くとても大変でした。テスト範囲や資料の穴埋めなどを友達に頼ってしまっていたのですごく申し訳ないと思いました。テスト範囲も聞いたところしかわからなくてテスト勉強がはかどらず地獄のような日々を過ごしました。二年生になったらまず睡眠をしっかりとって授業に備えたいと思います。目が覚めるように工夫して授業に臨みたいです。また、わからないところをそのままにしておくのではなく、授業終了後にでも先生方に積極的に聞きに行きたいです。今年は実習もあるので、看護師さんの負担にならないよう基本的な技術は復習、練習したいです。
学校生活はよい友達、先輩に恵まれたためとても楽しく過ごすことができました。これから新しい後輩やインターンシップ、実習先などたくさんの人と関わることになると思うので、コミュニケーション能力を高めていきたいです。今年の夏ごろから一人暮らしをします。一人でやっていけるか不安ですが里親の方としっかり話し合って準備を進めていきたいです。

S.Mさん
将来の夢:看護師

早くも入学から1年が経ち今年から2年生になりました。私生活は前期と変わりなく過ごしていました。主に学校生活の方がやることがたくさん増えました。1年生の前期と比べ後期は専門的な学習が出てきたのと、とにかくテストが多く睡眠時間が削られる毎日でした。正直メンタルもズタズタで乗り切れる自身はありませんでした。そんな中この勉強を乗り切るために自分自身に負けないことを意識しました。自分自身を鏡にし、サボった分は自分に跳ね返ってくる、勉強した分はこれからの自分の成長に繋がる。そんな感じのモチベーションでなんとか乗り切ることができました。
さらに1月には実習も始まりました。初めての実習で不安や緊張はありましたが授業で習ったことを実習の場で生かせたと思います。後期はバタバタが続き上手にストレス解消できていたか分かりませんが私生活に影響なく過ごすことができたので良かったです。
あっという間に後期のカリキュラムが修了し無事進級することができました。振り返ってみるとよく乗り切れたなという達成感がありました。この達成感を忘れず1年間で学んだことをしっかり復習し、これから学ぶことに繋げていけたらと思います。

C.Kさん
将来の夢:建築士

1年次の10月から3月までを振り返ってみると、私は多くの成長を遂げる事が出来た様に感じています。まず、大きな成長としては自身の学ぶ専門分野で、作りたい物の形を実際に数値を読みながら2次元の存在として紙に起こし、そして立体的に作り出す事ができる様になったという事です。書き方も知らなかった自分が、学び書き方を覚え、それを使って自分で頭の中にある新しい物を作ったという経験程、良い成長に繋がる物はないと身を持って感じる事が出来ました。
また、私は入選した作品であっても人前で作品についての理論を語るのは好きでは無いと言う事がわかりました。もしも、選出され講評をする機会すら無かったのなら私はきっとこの事を知らないままだったのかも知れません。自分自身の中の信念を知る事ができて良かったです。約半年を振り返って、案外自分は自分自身の事をまだまだ知らないと言う事がわかりました。自分の専門分野以外の作品等で褒められる事もあり、今まで以上に自分の事なのに自身について全く分かっていない私がいると言うギャップを感じる事が多くなりました。そう言った部分も今後、徐々に表に出していく練習や、上手に表現できる様になれば良いなと考えています。
また、どこか変に臆病な性格でここぞという場面で羽目を外してしまう部分はまだ成長していないので、このモラトリアム期間を利用して今後も補強していきたいと思います。
日々ご支援頂きありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

H.Mさん
将来の夢:宇宙開発

大学に入学して1年が経ち、無事2年生に進級することができました。対面授業、オンライン授業、オンデマンド形式の授業と変則的だった授業形態も対面へと落ち着いていき、また大学生活自体にも少しずつなれてきました。自分で受ける授業を把握し、時間通りに教室に来る。そういった当たり前のことをこなしていくのが大切で、その大変さも身にしみました。また、授業やサークル活動で同級生や先輩の助けを受け、充実した大学生活を送ることができました。
この1年で自分が力を入れたことを2つ話します。1つ目は勉強です。大学での授業は、高校で学んだことの発展的な内容はもちろん、高校で触れられなかったような内容の授業もありました。授業のスピードも決して遅くなく、また提出しなければならない課題も多かったので、正直ついて行くのに精一杯でした。とりあえず無事2年生に進級することができて、ひとまず安心しました。
2つ目はサークル活動です。私は人力飛行機を製作するサークルに所属しており、その中でも駆動部品を製作する班に所属しています。特に春休みは人力飛行機に必要な金属加工をよくしていました。その上で旋盤やフライス盤を使った加工をよくしていました。私は総合学科の高校を卒業したのでそのような加工器具を用いた作業をしたことがなかったので非常に楽しかったです。また、一つのことに没入して取り組むと言うことを大学生になってもでき、多忙ながらも充実した大学生活を送っています。
私は今、大学2年生となり、1年生と大きく異なった生活を送っています。授業は専門科目が増え、サークルでも重要な役回りを求められるようになりました。1度しか経験できない大学生活を存分に生かすため、今しかできないことに全力で取り組む1年間にしたいです。

A.Sさん
将来の夢:保育士

2月には初めての保育実習があり、緊張でどうすればいいのか、2週間やり切ることができるのか心配でしたが2週間で異年齢保育をしている保育園に行き、年齢に応じた対応の仕方や接し方、発達段階を現場で子ども達と直接関わりながら学びを深めることができました。部分実習で子ども達を1人でまとめたり土曜保育もあり、異年齢の子と関わりながら難しさや達成感などを習得することができました。今年は幼稚園実習や施設実習がある為、保育実習で得た知識や経験を活かして1日実習や部分実習も1人でこなしていけるように頑張っていきたいです。
大学で1番力を入れていることはピアノです。習っている子得意な子がいる中で、自分なりに努力し課題をクリアしていく達成感をもの凄く感じています。たくさんの曲を子ども達の前で弾けるように日々頑張っていきたいです。
一人暮らしは計画的に家事をしたりできているので、継続して頑張っていきたいです。今年の目標はまだ作ったことのない料理に挑戦することです。洗濯物は洗って干すのは好きですが畳んでしまうまでができないので、部屋が汚れないように後回しにならないように行動していきたいです。

Y.Iさん
将来の夢:理学療法士

一年生を終えて

後期の私の生活はとても大変だったと感じています。勉強の分野では一年生の前期よりさらに難しい分野もあったため、理解にも時間がかかりました。その中でも難しい問題を理解したときはとても達成感がありました。現在の勉強だけでは理学療法士の勉強は成り立たないため復習も交えていかなければなりませんでした。そのため、一日24時間であることが短く感じることが多くありました。
また私は、アルバイトにも励みました。アルバイトでは勉強に支障のないように一年生の頃は様子を見ながらだったので短時間にしていましたが、後期は思い切ってできる範囲時間を増やして頑張りました。アルバイト先では常に成長を求められるところなので、経験して勉強するという感覚でした。大変ではありますが、お客様が帰って行かれるときに笑顔でお店を後にする姿にはやりがいをいつも感じます。
そして、この後期では私は新しいことをしました。それは12月に“独り暮らし”をスタートさせたことです。一年生の前期と後期少しのバイト代を貯めて念願の一人暮らしを始めました。新しい環境はなかなか慣れにくいものもありましたが、自立をするために頑張ったことが報われてとても自分が誇らしくなりました。
後期は新しいことや、さらにグレードアップさせた生活を送ったことにより成長できたのではと感じています。日々頑張ること、何かのために努力することを2年次でも忘れずに頑張りたいと思います。今後もどうぞよろしくお願いいたします。

SI.Yさん
将来の夢:建築士

学生生活が始まることに期待と不安を持ってドキドキしていた新年度が、あっという間に終わりました。本当に一年間とても忙しく充実していました。
学校に通わせてくださった、ドコモ奨学金のおかげです。心から感謝申し上げます。ありがとうございます。
建築の勉強をして、早一年が経ちました、ぼんやりと、建築業界の分野などがわかるようになり、自分の得意不得意や、好き嫌いがみえるようになってきました。課題もたくさんこなし、ようやく設計図面を描くだけの知識と技術が身についてきたのかな。と感じています。
入学する以前からですが、自分自身でああでもない。こうでもない。と考えて、それを形にしていくことが好きなので、設計者として、利用者に寄り添った、建築物を設計できる人間になっていきたいと考えています。
法律や、基礎的な知識を学んだ上で、実用性や利便性を考慮した上で、立派な計画ができる設計者になれるようより一層勉学に励む一年間にできたらと考えています。
今年は、就職活動も待ち構えています。自分自身の将来のためにたくさん時間が費やせるように心がけたいと考えています。
今年も一年間ご支援のほどよろしくお願いいたします。

ST.Yさん
将来の夢:理学療法士

後期を振り返ってみて、たくさんのことに躓いた気がします。前期と比べて学習の内容が難しくなり分からないことだらけで、単位を取れるのかが不安でいっぱいでしたが、なんとか踏ん張り一つも単位を落とさずに2年生に進級することができました。
今までは分からないところを放置していても自分で乗り越えることができていましたが、今回はその通りには行かず、友人に質問したり、教員の方に直接質問しに行ったり、分からないところを潰そうと努力しました。その結果、苦手な科目であった理学療法評価学Ⅲという科目で最終成績85点を取ることができました。この結果は自分の努力だけではなく、沢山の人に助けてもらった結果でもあるので、この恩を忘れずに、誰かが困っていることで自分が教えることができる内容であれば助けていくことができたら良いと思いました。
また、実技試験でも躓き、すごく落ち込んでしまったのですが、気持ちを切り替えて2回目の実技試験を行った結果、欠点をとることはなく単位を習得することができました。このことから気持ちを切り替えて諦めなければ結果は付いてくると学ぶことができたので、理学療法士国家資格取得に向けてまだまだ躓くところはたくさんあると思いますが、前を向いてしっかり資格取得ができるように努力をしていきたいです。
生活の面では、実技試験が月1回ペースで行われ、その上定期試験があったためなかなかアルバイトも出来ず後期を終えてしまいました。そのため2年次からはアルバイトと勉学を両立できるようにしないといけないと感じました。奨学金だけで授業料の貯金と生活費の支払いの両方を行うことがとても難しかったので、2月からはアルバイトを始め、週に4日ほどのペースで働いています。2年生からは講義の内容もすごく難しくなって来ているので、アルバイト中心の生活にならないように気をつけていきたいと思います。
理学療法士養成校に入学して1年間経ちましたが、目標は理学療法士として精神的に支えられるような理学療法士になることなので、その目標が達成できるように頑張ります。
残り2年間応援のほどよろしくお願い致します

M.Nさん
将来の夢:美容師

あっと言う間に大阪に出てきてから1年間が経ちました。振り返ると本当に濃い1年間でした。
後期は学校行事がたくさんあったり後期試験があったり冬休みがあったり毎日バタバタでとても充実していました。学校行事はスポーツ大会、ハロウィンダンスイベント、学園祭、クリスマス会、お別れ遠足がありました。どれも全ていい思い出になったし、行事を重ねていくにつれクラスメイトとの仲がどんどん深まって4月からクラスがバラバラになってしまうのがとても悲しく思います。先輩や先生方から私達のクラスは本当に仲がいいと言っていただくことも多かったのでクラス替えはありますが、これからも仲良くできたらいいなと思います。
後期試験は、筆記試験は前期よりも倍ぐらい範囲が増え、実技試験もタイムが前期よりも短くなってとても苦戦しました。どちらも悔いが残る結果になりました。筆記試験はもっと勉強するべきだったなと後悔しています。実技試験は元々手先が不器用で苦手なので、放課後自主練したり、強化レッスンに参加してかなり成長したのですが、本番で緊張してしまいタイムにはいることができませんでした。本当にどちらも悔しい思いをし、二度とこんな思いをしたくないので、もっと日々努力して2年生前期で沢山の人に認めてもらえるように頑張りたいと思います。
冬休みは実家に帰ったり、就活が始まり3社のサロン見学に行きました。サロン見学は地域密着型が2社と都市型サロンに1社行きました。私的に従業員とお客さんとの雰囲気や従業員同士の雰囲気がよく働きやすそうな環境だと思った地域密着型のサロンの方が向いていると気づけました。見学に行った2社はよかったのですが、まだ決めきれていないので、他にもサロン見学に行ってみて6、7月に面接に行けるように早めに準備していきたいと思います。
この他にもオープンキャンパスのヘルプに参加したり、学校の部活で関西コレクションに出演したり検定を取得したりとても濃い日々でした。
4月からは2年生なのでもっと気を引き締めて頑張りたいと思います。

S.Wさん
将来の夢:国際公務員

大学生活が始まり、もう二度目の4月を迎えているという時の速さに少し驚いています。1年前の今頃は一人暮らし、大学、アルバイトと全てが新しい環境で始まり、とても大変に感じていたのを覚えています。 もう今の生活に十分慣れてきたこの後期は、自分の中頑張ったなと思う成果と改善しないとなという反省があります。まず成果は、TOEICの勉強を頑張り1年での目標スコアを達成したことです。去年7月、10月と受けた時はなかなか思うスコアが出ず苦しんでいましが、1月に受けた時にやっとスコアが伸びて良かったです。まだまだ苦手な部分があるので、今後も引き続き頑張ってもっと伸ばしたいです。 次に反省については大学生活に慣れてきて、この後期少し怠けてしまったところがあるという点です。それは、授業の遅刻が前期に比べて増えたことです。私の学部は必修の英語科目でほぼ毎日一限から授業があります。元々早起きすることが苦手な私ですが、前期にできていたことを後期は少し怠ってしまったなと反省しています。2回生になり必修科目が2限や3限に入ったのですが、それでも出来るだけ早寝早起きを心がけて生活リズムが崩れないように気をつけたいと思います。
大学以外の私生活やアルバイトでは変わらず、無理しない範囲で頑張れていると思います。
その他のこととして、今年9月からニュージーランドにに留学行くことが出来そうでとても楽しみにしています。正直、去年に留学金額を見た時に本当に行けるだろうかと不安に思っていました。しかし、毎月頂いている奨学金のお陰でこの1年しっかりと貯金ができました。また、その他にも留学に向けて相談に乗って頂いたりと、本当に助けられています。その結果、ついに留学に行くことが現実的になりとても嬉しく思います。今はその留学に向けてたくさん勉強し、充実した留学生活を送れるように頑張ります。

S.Kさん
将来の夢:医療のシステム開発

学業では検定取得の勉強と就職活動に励みました。国家資格取得のための勉強を進め、午前試験と午後試験のふたつを取得しないといけない検定で、午前試験を取得することが出来ました。午後試験にも合格しないといけないので、今は春の試験で合格できるように午後試験の勉強を進めています。他にもMOS検定や情報検定に挑戦し合格することが出来ました。
1月からは就職活動を始め、医療システムに携われることの出来る企業を探し受験していきました。3月末で内定をいただくことができ、来年の4月からそこで働くことが決まりました。動物の電子カルテの開発をしている、ということでワクワクしています。
私生活ではバイトに追われる日々でした。新たにカフェのバイトを始め、今は3つのバイトをかけ持ちしています。そのおかげで体力がつき体調を崩しにくくなりました。一日中バイトの時も多く、疲れは溜まりますが、たまに友人と話すことでリフレッシュが出来ています。
2年生になったので、国家資格取得と就職に備えて自分の足りない知識を蓄えていく、ということを目標に頑張ります。

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