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ドコモ奨学金

社会的養護出身者に対する経済的支援事業

Activity Report

修学報告

202404/25

2021年度ドコモ奨学金: 4期生 2023年度後期修学報告

Y.Mさん
将来の夢:商業科の教師

9月から3月までの間は、インターンシップだけでなく、企業の本選考などが始まったため、より就職活動に力を入れました。
様々な企業の仕事や社風を知り、社員の方々と触れ合う中で自分の中の軸に合った企業を見つける事ができました。また、その中でも私が1番挑戦したい事ができる企業から内々定をいただき、自分が今まで頑張ってきた事から将来の仕事に繋がった達成感を得ることが出来ました。
しかし、多様な企業への分析や、様々な人達と話せる環境は、就職活動中の利点であると考えているため、まだまだ就職活動を続けて頑張りたいと考えています。
また、授業面では引き続き専門的な知識を学ぶものが多く、自らが能動的に学ぶ姿勢が必要となりました。ゼミナールでは引き続きリーダー的役割を担う事が多く、グループディスカッションでのまとめ役として様々な意見を取り入れるようにしました。また、SAという授業補助のアルバイトの中で、生徒の授業への参加率の低さが課題として見えてきたため、気軽に情報共有ができるようにオープンチャットの運営を行い、授業時間外に論理的思考ゲームを用いて生徒同士のコミュニケーションの活性化や論理的思考力の強化へ尽力しました。その結果、生徒の発言量や出席率、課題提出率なども上昇し、SAとしての責務を果たすことが出来ました。
スーパーマーケットのアルバイトでは、人員の入れ替わりが激しい季節であり、新人教育などを担う機会が多くありました。一人一人とコミュニケーションを取る事はとても大変でしたが、業務の説明だけでなく、相手の気持ちに寄り添う発言をすることや、自分なりのアドバイスなどを行う事で後輩からも頼りやすい先輩になるよう努めました。
また、プライベートでは、夏頃よりも時間に余裕ができ、空いた時間で友人と大阪へ旅行することができました。本場のたこ焼きは生地がトロトロでとても美味しかったです。
引き続き、最後の大学生活も頑張ります。

S.Iさん
将来の夢:小学校教師

大学3年生の後期はあっという間に終わり、いよいよ4年生になりました。3年生の後期は介護体験実習や特別支援学校での実習がありました。1週間という短い期間でしたがとても濃い時間を過ごさせて頂きました。デイサービスセンターでの介護実習では、ご利用者の入浴後支援をしたりご利用者の方のお話を聞かせていただいたり普段体験できないことをさせていただきました。特別支援学校での実習では、身体の不自由な子どもたちと関わらせていただきました。私が実習させていただいた学級には体を動かすことが困難な子どもたちがいて、主に子どもたちの学習支援や触れ合いをさせていただきました。特別支援学校での実習をする中で学んだことは、体が不自由なことはその子の個性であって支援をしてあげれば自分でできるし、障がいの有無に関わらず子どもはみんなかわいいということです。子どもたちの頑張る姿に応援したくなったし、担当の先生に教えていただきながらできる限りサポートができるように意識していました。実習以外の大学の授業では、英語の授業が難しかったです。講義内でALTの先生方が実際に大勢いらっしゃって短い英語の会話をするという場面があったのですが、いざ英語で会話をしようとすると言葉に詰まってしまい焦ってしまったので英語をもっと勉強しようと反省しています。ゼミでは卒業論文を書き始めており、アンケート制作や文献調査などを進めています。
児童養護施設のアルバイトは続けており、日々子どもたちと関わる楽しさを実感しています。子どもたちが揉めた時や怒り出した時の対応はとても大変ですが困った時は職員の方に相談しながら対応するようにしています。
大学1、2年生の時の春休みはコロナウイルスの影響で外出をするのを控えていましたが、大学3年生では春休みの期間を利用して友人と旅行に行くことができました。旅行は高校生の修学旅行以来だったのですごくワクワクしました。太宰府天満宮に行ったり、明太子や博多ラーメンを食べたり充実した旅行ができました。大学4年生では卒業論文の制作や教育実習が始まるのでアルバイトや私生活との両立を図りながら気を引き締めて頑張っていきたいと考えています。

K.Hさん
将来の夢:高校の国語教師

三回生の後期になると、前期より一層学ばないといけないことや課題の数が多くなり、毎日が忙しくなりました。授業の数は少なくなりましたが、一つずつの講義の質が高くなり、空きコマを使い、調べ物をしたり、チームのメンバーと集まったりするなどの活動が多くなりました。それらの都合により、後期はあまりサークル活動に参加できず、残念な思いもしました。
そんな忙しい後期でしたが、教員免許の資格を目指している中、介護等体験という貴重な体験を行い、特別支援学校と、障がい者のワークセンターに伺うことができました。この介護等体験では、主に障がいについて幅広く、深く学ぶことができました。教職を目指すうえで障がいについての知識は必要不可欠なので、実際に伺い、その人らと関わることでその障がいの特性やどのように対応すればよいかを知れて大変自分のためになったと感じることができました。
私生活では、就活に向けて動き出しました。自分の長所や短所を考えたり、自分の強みをどう社会に活かすことができるか等、学校の先生や自分自身と向き合い、考えていました。また、就職活動や面接などのマナーを学んだり、グループディスカッションの練習を行いました。他に、教職だけでなく、他にどのような業界に自分が興味があるかについても改めて問い直すことにも挑戦し、福祉の合同説明会にも参加し、多くの情報を得ました。
後期でもアルバイトは継続しており、その両方とも子どもと関われる仕事なため、自分の子ども好きという強みを活かして、積極的に関わることができており、上司からも大きな信頼を得ることができるようになりました。
以前はあまり摂らなかった朝食も、後期に入ってからはしなければいけないことが増えたため、よりエネルギーを欲するようになり、朝食を取るようになりました。しかし、忙しい分、身の回りはより散らかるようになってしまいました。
こんな感じで、後期も元気に学び続けています。

AY.Fさん
将来の夢:韓国語の通訳案内士

8月下旬に韓国短期研修を終え帰ってきて、9月は主にアルバイトやサークル活動に勤しんでいました。サークルでは沖縄へ2泊3日の合宿に行き、楽しく過ごすことが出来ました。
9月下旬頃から後期が始まったのですが、始まって直ぐに友人関係でトラブルがあり、学校やアルバイトを休みがちになってしまいました。1ヶ月ほど家に引きこもってしまい、友人や家族に心配をかけて申し訳なかったです。元々多く単位が取れていたわけでもなく、4年では就活や卒業も控えているため、今後どうしていくか学生課の先生方と面談することも多くなりました。実際に自分で今後どうしたいか考えてみて、今まで仲良くしてくれた友人たちと一緒に卒業したいという気持ちが強く、そのためにまた少しずつではありますが学校にも行けるようになりました。友人が気晴らしに旅行を計画してくれたり、家族が頻繁に連絡をくれるようになったり、支えて貰えたことが大きかったです。
また、韓国短期研修で新たに身についた韓国語のレベルを知るために、10月に韓国語能力試験にも3度目の挑戦をしました。解きながら、特に聞く力や書く力が以前より身についたように感じました。結果は無事に前回より1段階上がって、4級を取得することが出来、嬉しかったです。4月14日にも試験があったのですが、自分なりに頑張って挑戦したので前回よりまた点数が上がっていればいいなと思います。
2月に入り、周りも就活モードに入り始め、私自身も学校主催のセミナーやリクナビ、マイナビなどの合同説明会に参加するようになりました。入学時にやりたかったことと、今自分がやりたいことが正反対すぎてよく分からなくなってしまったので、できる限り色々な業界の説明会を聞きました。その中で気になった会社にエントリーして、二次面接まで進むことが出来たのですが、結果は残念ながら落ちてしまいました。私がしたい働き方ができる会社だったので、とても落ち込みましたが今は切り替えて同じ業界で別の会社にエントリーを続けています。私に不足しているものが多すぎて、これから本当に内定が貰えることがあるのかとても不安ですが、とりあえず出来ることからがんばって行きたいと思います。

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