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ドコモ奨学金

社会的養護出身者に対する経済的支援事業

Activity Report

修学報告

202105/25

2020年度ドコモ奨学金: 3期生 2020年度後期修学報告

N.Uさん
将来の夢:中学校の教師

わたしは古生物学を学びに大学に進学して2年目を迎えます。まだコロナウイルスの影響でオンライン授業もありますが、大半が今年度から対面授業に変わり毎日大学で授業を受けられています。去年とは違う環境の変化に勉強面では安心と喜びを感じており、毎日忙しくはありますが楽しい時間を過ごせています。
また、1月後半から一人暮らしを始め、全てを1人でこなすのがまだまだ慣れていなく、それでも自炊だけは頑張ろうと目標をたてて過ごしています。得意料理は炒飯で、毎回味付けを変えたり、具材を変えたり、盛りつけをお店のようにしてみたり、色んな作り方に挑戦しています。今年はもう少し朝に余裕をもって起きて、お弁当を作れるようになるといいな、と思っています。
部活でもコロナウイルスの関係で大会がなくなったり、部活自体ができなかったり、思うように活動ができない日々です。代が変わって、仕事量も増え、後輩もでき、様々な環境の変化ではありますが、夢の教師に慣れるようこれからも頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします。

H.Oさん
将来の夢:社会福祉士(ケースワーカー)

私が通っている大学では、講義はオンデマンド式授業が多く、テストは対面で行いました。オンデマンド式授業の利点は都合の良い時間帯や好きな場所で授業ができるところです。また、動画なので繰り返して見ることができることが強みでした。しかし、教授に直接質問したり、友達と意見交流することができなかったので、自分が現状でどれだけ理解できているのか不安でした。他にも、テストが対面ということでテスト対策を行う中で、コロナ禍により勉強場所が家に限定されるため、大学や図書館での勉強ができないのは私にとって苦しいものでした。
日本学生支援機構の給付型奨学金等は学費や教科書代、家賃に使っています。生活費や娯楽費はアルバイトでやりくりしています。しかしアルバイトだけでは、コロナ禍でシフトが減ってしまったり、テスト期間中は大学に行くため、収入が減りました。そこで、御社の奨学金を使わせていただきました。私の大学では、一ヶ月間の実習やボランティア活動があるのでアルバイトが入れない時期がありますが、御社の奨学金をいただけているため、金銭面に余裕が生まれ学業に力を入れることができると感じています。今後ともご支援よろしくお願いします。

M.Tさん
将来の夢:障がい児施設の保育士

2020年後期の授業態勢は前期と同様、分散と対面と分かれて行いました。授業内容に関しても前期と比較してより専門的に学べていることを実感しています。しかし残念ながら本来予定されていた施設実習は、コロナの影響で中止になってしまう事態となりリモートで補われる形となりました。
そんな中でも2月の保育園実習は、5日間にまで短縮されながらも行えたので良かったです。初めての実習ということもあり、初めは積極的に子ども達と関わることが出来ませんでした。そこで私は勇気を出して自ら製作した物を子ども達に提供しました。子ども達が非常に楽しそうに活動に参加する姿を見てやりがいを感じられる瞬間となりました。そして日々異なるクラスで実習を行なう中で、助言や指導して頂けて本当に恵まれた園で実習を行なえて良かったと感じました。
2020年に履修した科目全て取得することができたので、2021年度も引き続き気を緩めず意欲的に学業に励んでいきたいです。

S.Tさん
将来の夢:トータルビューティースタイリスト

私が今通っている専門学校は、対面授業があり、密にならないようにクラスを分けて分散登校になりました。そのためオンラインで出来る授業はオンデマンドにしたり、相モデルを無くしてマネキンを使って授業したりなど、コロナ対策が行われています。今まで対面だけだったので初めてオンラインでの授業が始まり、オンラインでの課題提出は少し難しかったり慣れない事ばかりですが、今のところ臨機応変に対応出来ています。
今年から一人暮らしが本格的に始まり、学校に行きながらバイトに行っています。オンデマンドの授業では課題提出をするだけなので、その時間バイトが出来、生活を少し楽にする事が出来ました。
四月から新しいバイト先で頑張っていたのですが、五月に休業になってしまったので少し不安だったのですが貯金をしていたので何とか過ごすことが出来ました。
御社での奨学金が頂けているので、そのお陰でバイト尽くしにならずに学業に集中しながら取り組めているのには凄い感謝をしています。これからも夢に向かって日々学業に専念したいと考えております。

H.Nさん
将来の夢:歴史の教師

秋学期はオンライン授業にも慣れてきて、対面授業も少しずつ始まりやっと大学生活を始められるのだという喜びからスタートしました。でもコロナウイルスの感染拡大は止まることはなく本来の学生生活は送れない状況が続きました。大学に入ったらやりたいと思っていたほとんどのことができず、思い描いていた学生生活とはほど遠い現実に、どうして大学に入ったのかわからなくなり悩んだときもありました。でもこれが自分を見つめ直すいい機会となり、今までやりたいと思っていたことや将来の夢が本当に自分のやりたいことなのか、コロナウイルスで世の中が変わったからこそ自分ができること、やりたいことはないのかと考えるようになりました。そして自分が本当にやりたいことを見つけることができました。自分の中でこの半年間はとても悩んで人生の分岐点になった時間であったと思います。ここからは見つけた夢に向かってしっかり努力していきます。

A.Fさん
将来の夢:エステティシャン

コロナウイルスの影響もあり10月は特に学校が忙しかったのですが周りの仲間と協力し学校に通えています。また、検定にも力を入れており現在は3つの検定を取得することが出来ています。これからも8個の検定を受けたいと思っておりそれに向けて頑張っている状況です。
学校が2年間という事もあり10月から就職活動が始まっていました。自分が働きたい企業を見つける事ができ3月に面接を受けて来ました。有難いことに先日内定を頂く事が出来ました。あと1年学校はありますが気を抜くことなく頑張っていきたいと思っています。
また学校でコンペティションという技術の大会がありその予選に通過することが出来ました。これから最終予選があるのでそれに向けて毎日自主練を頑張っています。
これからは今まで以上に検定や試験がありますがずっと夢だった一流のエステティシャンになれるよう今以上に頑張っていきたいと思っています。

T.Mさん
将来の夢:臨床検査技師

2020年後期は、前期では完全にオンライン授業だったのに対して対面の講義も混じり、最低でも週に2日は登校していました。休み時間に友達と話す機会ができ、やっと大学生活が始まったような気持ちになれました。しかし、長らく家からほぼ出ない生活を送っていた私は体力が著しく衰えており、対面授業のある日は通学に実習に疲弊して帰って間もなく寝てしまいました。やるべきことができないこともしばしばあったため非常に困りました。次年度の目標は体力づくりです。
私生活の方は、物をとにかくよく失くします。部屋を片付けることが苦手で、一人暮らしに慣れてきたこともあってとにかく散らかっています。学校から健康観察票というものが配られているのですが、それを3回失くしました。提出物なども消えるので片付けたいのですが、汚れてきたなと思う頃には友達に絶叫される有り様なので、この感覚をどうにかしなければとは思っている次第です。

N.Mさん
将来の夢:公務員・警察官

私の近況は後期の授業は前期と変わって対面と遠隔授業の併用でした。ほとんど大学には通ってなかったので大学の構内は新鮮でした。後期の授業ではプログラミングの授業を行いました。課題の内容が難しいので友人たちと学校で協力しながら課題を進めていました。単位を取れるか心配だったのですが無事に取得することができたので安心しました。しかし全体の成績が良くなかったので、次の前期は良い成績を取れるように頑張りたいと思います。
春休みの間は寿司屋でのアルバイトや簡単なゲームを制作するプログラミングの課題などをしました。自分の趣味のことではe-sportsの大会に何度か出場、友人たちとラーメン屋巡り、県内を彼女と出かけるなどを楽しんでいました。六月には日商簿記の試験があるので日商簿記を取得できるように頑張っていきたいと考えています。今年度も健康に気を付けて頑張っていきたいと思います。

M.Mさん
将来の夢:中学校の英語教師

1年間の大学生活を振り返って感じたことは自分の計画性の無さです。僕は、高校3年生の時に、オープンキャンパスで現在通っている大学のキャンパスの大きさに魅力を感じて進学を決意しました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により登校が規制されてしまい、全ての授業がオンラインになってしまいました。その為、思い描いていたキャンパスライフとはかけ離れたものになってしまいました。全てオンラインになってしまって各授業の課題など、自分で計画を立てなくてはなりませんでした。しかし計画性が無いために、課題を提出し忘れてしまったりして単位を落としてしまいました。幸いにも、今年度は対面授業に切り替わり毎日登校できるようになりました。2年生からは措置延長も解除されて一人暮らしを始めました。今年度は昨年度よりもさらに計画性が必要になるので、過去の失敗を糧に今年度は充実した1年にしたいです。

A.Yさん
将来の夢:管理栄養士

私は岡山県の短期大学で、栄養学について学んでいます。入学当初は管理栄養士を目指し、大学への編入を視野に入れて勉学に取り組んでいましたが、栄養学を学んでいくにつれ、私が本当にやりたいことは何なのかと考えるようになりました。今は、進路に悩んでいる状況です。これからしっかりと自分で考え、答えを見つけたいと思います。簡単なことではありませんが、今までもたくさんの壁を乗り越えてきたので、自分なら出来ると信じて、頑張ってみようと思います。

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